| Posted by 倉林靖 | Date: 07.02.22 PM09:47 |
昨年3月、念願だった新居が完成して、ほぼ1年が経つ。建築家に設計を依頼し、自分たちの好みや生活感覚を存分に取り入れてもらい、建築家とともに作ってきた家。敷地面積約80m²、建築面積約40m²、いちおう2階分の高さはあるが幾ばくかのロフト的なスペースを除けば、ほぼ吹き抜けだけの1階分が大部分のスペースで、述べ床面積は約59m²。いわゆる狭小住宅、といっても過言ではない本当に小さな家だ。設計を担当していただいたのは、共通の友人からの紹介で知り合った人で、小林洋子氏と彼女の会社「ACT環境計画」。住宅も幾つも手がけているが、他に最近では、クラシック音楽ファンには有名な「ミューザ川崎」のホール内部部分を手がけている。うちもなぜか音響的にとても響きのいい家になった。
私たち夫婦の念願は基本的には、とにかく機能的に「小さい家」を作ってもらうこと、もうひとつは本棚がリビングにある家、ということ。私たちの思いもかけない建築家の方のからのアイディアも多々あったりして(たとえば、2Fロフト部分と同じく2Fの私の書斎をつなぐ部分として、「橋」がある! こんな小さい家なのに「橋」があるのだ)、もう予想をはるかに超えた素晴らしい家ができあがった。
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箱の中の箱。小さな箱の中は水まわり(バス・トイレ)。その箱の上がロフト部分で、「橋」が突き抜けている。
「橋」の下がダイニングで、橋の裏側に照明がついている。橋の先の2Fが私の書斎(書庫)。
結論からいって、よく設計された家に住むということは、人生観が変わるくらいの大変化である。よく考えられてデザインされた住宅に住むことは、日々の生活のなかでの考え方、感じ方にものすごく大きな影響を与える。衣・食・住も含めた生活そのものも、家に合わせて向上させていかなければ、という気になるのだ。
このあたりの感想はきりがないのでまた書けるときに書くことにして、意識のもうひとつの大きな変化は、住宅にあったアート作品をきちんとコレクションしていきたい、という気になってきたことである。前の家のときから少しずつ集めていた作品もあったのだが、最近になって、ささやかな収集計画の再スタート第1弾として、神山明氏の作品を2つ(2セット)、購入した。
以上、神山明「わたしたち」(5点)(1992)。
これは妻の書斎コーナーです。
いいアート作品に触れていると、引き締まった、いい空気感のなかで生活していける気がする。今後、少しずつだが小さなコレクションを充実させていきたい。以下は我が家のコレクションの、ほんの小さな作品群。
小林健二作品
赤崎さんと小林健二さんの作品は私の書斎にあるもの。
作品、展示のようすに変化ができるたびに報告していきたいと思います。


