ENTRY #93
参拝
| Posted by 谷山恭子 | Date: 07.09.21 AM10:00 |
朝8時、アトリエに行く前に久しぶりに明治神宮へ。
朝の明治神宮は出勤前に参拝する人がちらほら居るだけで「からり」としている。
木々が吹く風に揺れる音と共に鳥居をくぐると境内を掃き清める竹箒の乾いた音が響く。
普通な顔をしてそこにおられるその空間は、いつも表情ひとつ変えずキレイできっちりとしていて寛大な空気に満たされており、こちらの背骨がまっすぐになる。(ような気がする。)
整体に行くよりも効く時がある。
森に囲まれ、明らかに外の世界と境界線が引かれている境内とその周りは、街にあふれる欲や喧噪とは無関係で、心がざわざわとする時なんかは整えるのにとても良い。
「さて、」と一息ついて境内を後にして「街」に戻る。「外の世界」=「街」へとまっすぐに延びる参道の先にある鳥居から見える「外」は明るく白っぽくくすみまぶしい。まだまだ元気いっぱいの蝉が「外」に近づくにつれ大きく鳴いている。
ふと、さっきまで居た境内は無音だった事に気づく。
あそこはそうだな、「内」なのか「異次元」だな、と出てみて気がつく。
8時半、もうだんだんと観光客の姿が見えてきた。
今日も一日沢山の人に対応する明治神宮は人々と共に入ってくる沢山の欲や喧噪の中でも襟をきちっと正し淡々とそこにおられるのだろうな、すごいと思う。
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