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ENTRY #74
7月の雪 山小屋デビュー
Date: 07.08.17 PM12:13

01.JPG
02.JPG7月末日、岐阜県に撮影登山をしてきました。
今回は登山届けを出して入山するという本格的な登山.。小屋に二泊しての目的地は山頂ではなく一つ手前のポイントで、透明度の高い池がある場所です。(そのルートの先には槍ヶ岳がそびえていて健脚たちは槍のてっぺんを目指すのです。)
2日目、歩き始めてしばらくするとオジサンオバサンの列に遭遇。抜くに抜けずくっついてゆくことに。「あんたどこから来たの?」という会話を皮切りに、聞けばオジサンオバサンは本州の最南端山口県下関からのグループでした。結局この方達と小屋まで一緒に登りました。

登山の途中では何度か雪渓を抜けます。雪渓は自然のクーラーで、真夏の登山者には本当にありがたいです。(写真は山口県からのオジサンに撮ってもいました。)約4時間清流の脇の岩場を黙々と登ります。

小屋にはなんとか午前中に到着しました。ところが午後は土砂降りで撮影は断念。山口県グループはそれでも槍ヶ岳を目指して歩いてゆきました。(脱帽!)私は一人小屋でビールを呑みつつ読書をして過ごします。山小屋体験は予想外にとても楽しいものでした。単独で泊まる女子は私一人でしたのでみんなに興味津々に話しかけてくれます。就寝は9時。オジサンやオバサンらとともに寿司詰めの寝床は単独登山の私以外みな二人一組の布団で眠ります。これぞ山小屋!という光景。(ちなみに起床は4時)

翌朝はなんとか雨は降らず撮影できました。でもできればもう一日時間が欲しいところ。。。その日一気に下山し東京へ。

今回の経験はいずれ何点かの作品となって来年発表できる予定です。

ENTRY #140
写世術/photo projects vol.1
Date: 08.03.04 PM12:43

三月から個展をしますのでご案内をします。

写世術/photo projects vol.1 萱原里砂

写世術は、世田谷在住の若手写真家を紹介するシリーズです。その第1回目を飾らせて頂きます。今回は世田谷美術館区民ギャラリーと生活工房、2会場での展覧会に加えて、作家本人が講師を務める、子供対象のワークショップも行います。(詳しくは下記HPをご覧ください。)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/kids.html

会期*3月18日(火)〜23日(日)
   世田谷美術館区民ギャラリー(会期中無休、10:00〜18:00)
会期*3月16日(日)〜31日(月)
   生活工房ギャラリー(会期中無休、9:00〜20:00)

世田谷美術館区民ギャラリーでは初期の作品(未発表作品もあります)から新作までで会場構成しています。生活工房ギャラリーでは新作だけを並べます。天気のいい日にバスでゆっくり2会場を訪ねて頂けたら幸いです。わたしは子供とのワークショップに今から緊張気味です。

ENTRY #156
「日本芸術写真史」の刊行
Date: 08.10.29 PM08:50

先日、わたしの最初の著書に当たる本が刊行されましたので、宣伝させてください。
もうすでに本屋に並んでいるはずです。


『日本芸術写真史 浮世絵からデジカメまで』

西村智弘著 

美学出版社●四六判上製/480頁 定価(本体3000円+消費税)

写真とは何か?
「美術」と「映像」の接点としての写真表現。
1930年代の新興写真に端を発したモダニズム史観では捉えきれない、日本の写真の表現の多様性を念頭に置き、日本の写真の歴史的な展開を読み直す。

〈主要目次〉
Ⅰ 写実と写真のあいだ
 1 写真前史と遠近法/2 写真鏡(カメラ・オブスキュラ)/
 3 西洋画論における写真/4 営業写真家と西洋画
Ⅱ 芸術を目指す写真
 1 写真と日本美術史/2 写真団体と絵画主義/3 芸術写真と近代絵画/
 4 印象主義の写真/5 表現主義の写真と構成派の写真
Ⅲ 写真と前衛美術
 1 フォト・モンタージュと新興美術運動/2 新興写真と前衛美術/
 3 シュルレアリスムとアブストラクトの写真
Ⅳ 写真と戦後美術
 1 社会的リアリズムと絵画/2 戦後の前衛写真と主観主義写真/
 3 VIVOと前衛芸術運動
Ⅴ 写真と現代美術
 1 プロヴォークと現代美術/2 二つのコンセプト・フォト/
 3 オリジナル・プリントとポストモダン・フォトグラフィー/
 4 フィルムカメラとデジタルカメラ

【著者略歴】
西村智弘(にしむらともひろ)
1963年、茨城県生まれ。1990年、第13期イメージフォーラム付属映像研究所修了。1993年、美術出版社主催「第11回芸術評論」に「ウォーホル/映画のミニマリズム」で入選。以後、美術評論家、映像評論家として活動する。共編著に、『スーパー・アヴァンギャルド映像術』(フィルムアート社、2002年)、共著に『映像表現の創造特性と可能性』(角川書店、2000年)、『映像表現のオルタナティブ』(森話社、2004年)など、主要論文に「日本実験映像史」(『あいだ』2004年3月号-2006年3月号)などがある。美術評論家連盟会員。東京造形大学、東京工芸大学、多摩美術大学、阿佐ヶ谷美術専門学校、日本電子専門学校非常勤講師。