| Posted by 西村智弘 | Date: 08.10.29 PM08:50 |
先日、わたしの最初の著書に当たる本が刊行されましたので、宣伝させてください。
もうすでに本屋に並んでいるはずです。
『日本芸術写真史 浮世絵からデジカメまで』
西村智弘著
美学出版社●四六判上製/480頁 定価(本体3000円+消費税)
写真とは何か?
「美術」と「映像」の接点としての写真表現。
1930年代の新興写真に端を発したモダニズム史観では捉えきれない、日本の写真の表現の多様性を念頭に置き、日本の写真の歴史的な展開を読み直す。
〈主要目次〉
Ⅰ 写実と写真のあいだ
1 写真前史と遠近法/2 写真鏡(カメラ・オブスキュラ)/
3 西洋画論における写真/4 営業写真家と西洋画
Ⅱ 芸術を目指す写真
1 写真と日本美術史/2 写真団体と絵画主義/3 芸術写真と近代絵画/
4 印象主義の写真/5 表現主義の写真と構成派の写真
Ⅲ 写真と前衛美術
1 フォト・モンタージュと新興美術運動/2 新興写真と前衛美術/
3 シュルレアリスムとアブストラクトの写真
Ⅳ 写真と戦後美術
1 社会的リアリズムと絵画/2 戦後の前衛写真と主観主義写真/
3 VIVOと前衛芸術運動
Ⅴ 写真と現代美術
1 プロヴォークと現代美術/2 二つのコンセプト・フォト/
3 オリジナル・プリントとポストモダン・フォトグラフィー/
4 フィルムカメラとデジタルカメラ
【著者略歴】
西村智弘(にしむらともひろ)
1963年、茨城県生まれ。1990年、第13期イメージフォーラム付属映像研究所修了。1993年、美術出版社主催「第11回芸術評論」に「ウォーホル/映画のミニマリズム」で入選。以後、美術評論家、映像評論家として活動する。共編著に、『スーパー・アヴァンギャルド映像術』(フィルムアート社、2002年)、共著に『映像表現の創造特性と可能性』(角川書店、2000年)、『映像表現のオルタナティブ』(森話社、2004年)など、主要論文に「日本実験映像史」(『あいだ』2004年3月号-2006年3月号)などがある。美術評論家連盟会員。東京造形大学、東京工芸大学、多摩美術大学、阿佐ヶ谷美術専門学校、日本電子専門学校非常勤講師。

